研 究 開 発

新魚種種苗生産技術開発

当センターでは、早くから漁業者とともに「つくり育てる漁業」を実践し、マコガレイやオニオコゼ、キジハタの放流効果が上がってきています。
近年、漁獲の減ってきている「アイナメ」や「ウマズラハギ」についても、下松市の漁業者から放流の要望が上がってきているため、「アイナメ」や「ウマズラハギ」の種苗生産技術開発に取り組んでいます。

山口県産トラフグの
高度育成技術開発

下松市は8業者が毎年12万尾のトラフグを養殖しています。当センターでは、トラフグ養殖漁業者に対して技術支援ができるよう技術開発を行っています。
育成方法の確立や作業効率化に向けて取り組みを進め、より大きく育てることで育成コストの削減や付加価値向上を目指します。
現在、これまでより2ヶ月ほど早く出荷できる育成方法を確立し、漁業者に技術を提供しています。

アサリの中間育成と
簡易養殖技術開発

笠戸島の干潟では、アサリ資源が減少し、漁獲量が不安定になっています。そこで、地先の干潟でのアサリ資源再生のため、稚貝の中間育成・簡易養殖の技術開発・指導を行っています。
現在、干潟での「アサリの囲い枠飼育」を行うことで、歩留まりの向上や身入りの増加が見られています。
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